トランスフォーマー/ロストエイジ
- Aloysius' Rating: 6/10
2014年 アメリカ/中国 154分
監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペルツ、ジャック・レイナー、スタンリー・トゥッチ、ケルシー・グラマー、
シカゴの騒動から五年後、テキサスの貧乏発明家イェーガーがたまたま手に入れたトラックの正体がオプティマスであったことに気づいて驚いていると、そこへオートボット狩りを専門にする軍事組織「墓場の風」が現われて戦いになり、オプティマスはイェーガーとその娘、娘のボーイフレンドを連れて砂漠に逃れてそこで生き残ったオートボットと合流し、「墓場の風」の背後にエイリアンテクノロジーの存在があるのに気づいたイェーガーはその背後にひそむ組織KSIに潜入し、あれやこれやがあって戦いになり、オプティマスは宇宙船で飛来したロックダウンに捕えられ、またあれやこれやがあって戦いになり、またシカゴの町が壊され、KSIは北京に逃れ、KSIの行動の背後にディセプティコンの意思があるのに気づいたオプティマスも仲間とともに香港へ飛び、オプティマスを追ってロックダウンも香港に現われ、また戦いになって今度は香港の町が壊され、今回は製作に中国資本が入っているので人民解放軍も出動するけど、なにかをしていたようには見えなかった。 イェーガーがマーク・ウォールバーグ、KSIの科学者がスタンリー・トゥッチ。毎度のことながら盛りだくさんの内容で、映像も細部にいたるまで丹念に作り込まれていて、これも毎度のことながら主眼は絵を見せることにあるようなので、動いている絵を見ている限りではそれなりに楽しいものの、好みからするとカットの短さがどうにも気忙しいし、カットがつながっていないところは迫力で押し通す方針でいるようだし、とにかくいつも何かがどこかで壊れているし、そんなことが二時間半以上も続くので、そのうちに破壊の単調さに飽きてくる。絵以外に関して言うとダイアログも適当ならキャラクターの造形も適当で、マーク・ウォルバーグは似合わない父親役をして娘に説教をし続け、悪役は意味不明なまでに悪役で、ジョン・タトゥーロのポジションを引き継いでいちおうコメディリリーフのような役回りのスタンリー・トゥッチもこなれが悪い。たぶんトランスフォーマーのキャラクターも適当な感じで処理されている。よく考えてみるといつもどおりという気もするわけだけど、これがつらくなってきたのは歳のせいなのか。
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