ピンク・パンサー3
- Aloysius' Rating:  6/10
1976年 イギリス・アメリカ 104分
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、バート・クォーク、コリン・ブレイクリー、レスリー・アン・ダウン、オマー・シャリフ、グラハム・スターク


『ピンク・パンサー2』の結末で精神病院に収容されたドレフュス署長(主任警部)が病院を脱走、各地から犯罪者を駆り集めて悪の秘密組織を作り上げ、誘拐してきた科学者(当然、娘付き)を脅迫して超科学兵器を作らせると、その兵器の威力を世界各国に示してクルーゾー主任警部抹殺を要求する。そこで各国はクルーゾー警部殺害のために暗殺者を放ち、当のクルーゾー警部は押し寄せる暗殺者の群れに気がつきもしない。
ダイアモンドも怪盗ファントムもどこかへ消えて、話はドレフュス署長対クルーゾー警部の、というか、ドレフュス署長の妄念の世界に集中し、どたばたぶりはあいかわらず古典的だが、スケールの点でもあほらしさの点でもシリーズ最高作、であるとわたしは考えている。黒マントをまとい、わははははと笑うハーバート・ロムが楽しそう。

<The Pink Panther>
ピンクの豹
暗闇でドッキリ
ピンク・パンサー2
ピンク・パンサー3
ピンク・パンサー4

IMDb IMDb で  を検索します。
* Search provided by The Internet Movie Database.