カトマンズの男
- Aloysius' Rating: 4/10
1965年 フランス・イタリア 109分
監督:フィリップ・ド・ブロカ
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ウルスラ・アンドレス、ヴァレリー・ラグランジェ、ダリー・コール、ジャン・ロシュフォール
大金持ちの男が満ち足りているという理由で自殺未遂を繰り返し、しつこく死に焦がれた結果、殺し屋に狙われるはめになる。そうすると途端に命が惜しくなって、しかも愛に目覚めたりもするので、事態を打開するために香港やヒマラヤ山中をどたばたと走り回るのである。
『リオの男』
同様、ジャン=ポール・ベルモンドがからだを張ったアクションを披露し、ウルスラ・アンドレスが裸体を披露するものの、フィリップ・ド・ブロカの弛緩した演出はただ頼りないだけではなくて、途中からかなり辛くなる。『リオの男』よりもあきらかにお金がかかっているし、アクション・シーンなども派手になっているので、これでももう少しはったりが利いていて、テンポがよければもっと面白かったと思うのである。
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