チャーリーとチョコレート工場
- Aloysius' Rating: 　7/10
2005年　アメリカ・イギリス・オーストラリア　115分
監督：ティム・バートン
出演：ジョニー・デップ、デヴィッド・ケリー、ヘレナ・ボナム＝カーター、ノア・テイラー、ミッシー・パイル、ジェームズ・フォックス、クリストファー・リー

チョコレート工場のあるじウィリー・ウォンカはチョコレートに金色のチケットを五枚仕込み、チケットを引き当てた子供たちを工場の見学に招待する。チョコレート工場の近くで暮らす少年チャーリーもチケットを引き当て、ほかの四人の子供とともにウォンカのチョコレート工場を訪問する。
ロアルド・ダールの原作は未読。ティム・バートンはてきぱきと要領よくストーリーを進めるが、全体に肩の力を抜いた感じで、中盤以降ウンパ・ルンパのレビューショーが繰り返されるあたりから、どちらかと言えばティム・バートン監督作品、というよりも、ダニー・エルフマンの音楽作品を見せられているような気分になる。とはいえ、視覚的につまらない部分は何もないし、ひとかどの作品に仕上がっているわけで、つまり、それはそれでかまわないのではないか、というのが結論である。工場で働いているリスたちがすてき。 『2001年宇宙の旅』 のかなりアホウなパロディが楽しい。ちなみにヴァージンシネマの劇場内にはチョコレートの匂いが充満していた。
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