三銃士
- Aloysius' Rating: 6/10
1973年　イギリス　105分
監督：リチャード・レスター
出演：オリバー・リード、リチャード・チェンバレン、フランク・フィンレイ、マイケル・ヨーク、フェイ・ダナウェイ、ラクウェル・ウェルチ、クリストファー・リー

ガスコーニュから出てきたダルタニャンはパリに到着したその日に三銃士のそれぞれと決闘の約束をし、王妃の裁縫師コンスタンスと恋仲になり、間もなく王妃とバッキンガム公のスキャンダルに巻き込まれ、王妃をスキャンダルから救うためにロンドンへ走る。そして事件は解決して妖婦ミレディの復讐が始まり、話は 『四銃士』へ。
ダルタニャンがマイケル・ヨーク、アトスがオリバー・リード、アラミスがリチャード・チェンバレン、ポルトスがフランク・フィンレイ、コンスタンスがラクウェル・ウェルチ、アン王妃がジェラルディン・チャップリン、ルイ13世がジャン・ピエール・カッセル、リシュリュー卿がチャールトン・ヘストン、ミレディがフェイ・ダナウェイ、ロシュフォールがクリストファー・リーというオールスター・キャストである。リチャード・レスターの演出はコメディを基調とし、画面の端々にときどき奇妙な人物、物体などが折り込まれていて、これがなかなか見過ごせない。チャンバラは全体に重めで、かなりのところまで振り付けを入れて、カメラを据えっぱなしで撮っている。リアリズムなのかもしれないが、ただアクション全般はやはりレスターなので、登場人物が意図するとおりには物や身体が動かないし、三銃士も一糸乱れずというわけにはいかなくて、たいていはそれぞれの思惑が勝手に歩いて、ひどくばたばたすることになる。
<The Three Musketeers>
- 三銃士
- 四銃士
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