怪奇異星物体
- Aloysius' Rating: 4/10
The Day The World Ended (USA 2001,TV 91min.)
[D] Terence Gross,
[W] Max Enscoe,Annie deYoung,
[C] Randy Quaid ,Bobby Edner ,Nastassja Kinski ,Harry Groener ,Lee de Broux ,Stephen Tobolowsky
"CREATURE FEATURES"の一本。オリジナルは1956年製作、ロジャー・コーマン監督の「原子怪獣と裸女」。元々は核戦争後の世界で生き残った人類がグロテスクなミュータントと戦う話である。それがなぜこうなるのか。
ナスターシャ・キンスキー扮する心理療法士ジェニファー・スティルマン博士はニューヨークでの生活に見切りをつけて、山間部の小さな村の小学校に職を見つける。その学校にはいじめられている少年がいて、しかも子供だけではなくて看護婦までがいじめるのを見て早速救いの手を差し伸べる。父親はランディ・クエイド扮する町の医師であったが、これは実の親ではなくて少年が母親を失った後で引き取ったらしい。少年の父親は知られていないし母親の死の真相は隠されている。少年本人は自分の父親はエイリアンで、いつか宇宙から自分を迎えに来ると信じているような節がある。これは心の傷が大きいと考えたスティルマン博士はいよいよこの少年にのめり込む。一方、村の人々はスティルマン博士が質問をしすぎると考え、少年に対してもなぜか敵意や警戒心を隠そうとしない。ある晩、少年の家の近所で落雷があり、少年は森の中に怪しい影を目撃する。少年はそれを父親だと考えて追っていくが、追っていった先は小学校で、その駐車場では看護婦が殺されている。村は大騒ぎになり、殺人はさらに白昼のダイナーでも重ねられ、目撃者の証言によればどうやら犯人は異星人らしい。というわけで村の人々は銃を取って山狩りを開始し、少年は母親の死に関わる記憶を回復し、スティルマン博士は少年のために戦うのであった。森の中をうろつく着ぐるみの化け物はともかくとしてもシリーズ中ではましな方か。どちらにしてもわたしはナスターシャ・キンスキーを見ていただけ。そうしていないとランディ・クエイドの顔が目に入るからである。
<CREATURE FEATURES>
- 怪奇異星物体(TV)
- クモ男の復讐(TV)
- 獣人繁殖(TV)
- 人食い人魚伝説(TV)
- 魔界覇王(TV)