猿の惑星
- Aloysius' Rating: 6/10
1968年 アメリカ 112分
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、モーリス・エヴァンズ、ジェイムズ・ホイットモア、リンダ・ハリソン
恒星間飛行用の宇宙船が猿の惑星に不時着するわけだが、ピエール・ブールのどちらかと言えば文明批評的な原作とはだいぶ違う。フランクリン・J・シャフナーの演出は基本的に精彩が乏しく、映画自体も破綻はないものの、格別の仕上がりというわけではない。お猿のメーク(わたしの同級生は本物の猿を訓練したのだと確信していたが)は今からしても質が高いが、だからなんだというものでもないし、例の衝撃の結末もそれほど衝撃的というわけではない(ちなみに同じ場面ならばメル・ブルックスの
『スペース・ボールズ』
でも見ることができる)。ただ、宇宙飛行の間に一人死んでいるというエピソードと、不時着した宇宙船が湖からにょっきと立っているという場面は最高に好きで、これだけでもSFっという感じがしてよろしいのである。
<Planet of the Apes>
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猿の惑星
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続・猿の惑星
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新・猿の惑星
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猿の惑星・征服
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最後の猿の惑星
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