アルマゲドン
- Aloysius' Rating: 6/10
1998年 アメリカ 150分
監督：マイケル・ベイ
出演：ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ベン・アフレック、リヴ・タイラー
巨大な隕石が地球に衝突する、ということで穴掘りの専門家をシャトルに乗せて、その隕石を割ることにする。ブルース・ウィリスの穴掘り専門家は決して悪くはないのだが、あの役（結末を含めて）からすれば、ブルース・ウィリスでなければならないということはなかった。結果から言えばミスキャストであろう。なぜかスティーブ・ブシェミが出演しているけれど、これも考えなしに出している感じて使い方がよろしくなかった。この種の見世物映画でプロットをどうこうとあまりうるさいことを言おうとは思わないが、役者については多々、問題があったと思うのである。で、さらに結果から言えば、なまじなプロットがやっぱりうるさい。前兆の小隕石がぼんぼん落ちてくる場面は迫力があるし、だったらそのまんま落ち続けて地球は壊滅して、わずかに生き残った人類が「明日を生きることを誓う」という昔ながらの無責任な内容の方がよかったのではないかという気もするのである。出来のいい映画ではないけれど、もったいぶり過ぎで退屈になった
「ディープ・インパクト」
よりはましか？
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