2010.01.01 fri. 気温が低い。雪。突風が積もった雪を吹き上げている。午後、長岡へ。除雪状態はよいものの、すぐにも路面が凍結しそうな気配がある。十五年くらい前のことになるが、長岡と栃尾を結ぶ新榎木トンネルの栃尾側で道の下に車がころころと転落しているのを見たことがある。夕方、東京に戻る。そのまま家に帰っても食べるものが何もないので東京駅の地下でお弁当を買い、帰宅。食事のあと、わたしは『FINAL FANTASY XIII』の続き。召還獣ヘカトンケイルに負けまくる。どうにか勝ったあと、大蟻食が『アサシンクリード』に取りかかる。エルサレム、ダマスカスの情景はなかなか感動的。 2010.01.02 sat. どこへも行かずに『FINAL FANTASY XIII』の続き。苦悩と共感と教訓の大安売りをしているムービーを合間に見ながらマハーバラ坑道、スーリヤ湖を抜け、テージンタワーのエレベーターにかかった面倒くさい封印を解いてヲルバ郷に到着。気味の悪いモンスターがうざい。 2010.01.03 sun. 『FINAL FANTASY XIII』の続き。うっかり鉄道橋の先へ進んだらまたしてもバルトアンデルスとのボス戦になる。このじいさんの説教もうざい。ボス戦後、来た道を引き返して再びアルカキルティ大平原へ。廃都ハリの封印を解いてトンベリと戦う。『X-II』以来である。しかも『X-II』のトンベリはむやみとでかい上にほとんど動かないメガトンベリで、いまひとつトンベリではなかったが、今回のトンベリは登場の仕方からちょこちょこ走りまわるところから実にトンベリで悪くない。とはいえ戦闘はトンベリの技を見ることもなく二分ほどで終了したため、トンベリにやたらと肩入れをしている大蟻食の強い希望で再挑戦することになり、逆うらみ、うらみ骨髄、うらみ爆発寸前などを見物して大蟻食が喜んでいる横でこちらはしっかり全滅する。 2010.01.08 fri. 『FINAL FANTASY XIII』の続き。大平原をうろうろするのにいいかげんに飽きたので、バルトアンデルスにもらった飛空挺でコクーンに戻ると下界の魔物がいっせいに現われて市民が逃げ惑う騒ぎになり、兵士とか魔物とかを倒しながらどんどん進んでいったら、いつの間にか変な場所に入り込んでいて、ここはどこ、などと言いいながらさらにどんどん進んでいくと、能書きの多いバルトアンデルスがまた出てきてボス戦が始まり、ボス戦を終えるとまたボス戦になり、これはもしかしたら間違って最終局面に入ってしまったのではないか、と考えているうちにまたしてもボス戦になり、終盤で何度も何度もボス戦というのははっきり言って嫌いなので、すっかりうんざりした気分になって、なんだかなあ、と言っているうちになんとなくエンディングを迎えてしまう。 2010.01.09 sat. お昼は泰興楼へ。CUPIDOでパンを買って、買い物をして帰宅。『アサシンクリード』を始めてみる。 2010.01.10 sun. 昼過ぎ、大蟻食と一緒にわたしの実家へ。香琳(姪、小学校二年生)に遊んでもらう。 2010.01.11 mon. お昼は泰興楼へ。大蟻食と一緒に自由が丘の町をうろうろして、買い物をして帰宅。夜、ビデオで 『紀元1年』 を見る。 「ゲームのこと」 に 『FINAL FANTASY XIII』 を追加した。 2010.01.15 fri. 夜、大蟻食と一緒にLe Bouillonへ。野菜のテリーヌ、パテ・ド・カンパーニュ、ジャガイモのポタージュ、キジのロースト、キジのコンフィ、アルザス風のリンゴのタルトなどをいただいて、すっかり満腹して帰宅する。 2010.01.16 sat. お昼はCUPIDOのサンドイッチを食べて、それから大蟻食と一緒に六本木へ。 『かいじゅうたちのいるところ』 を見る。満員、というのに驚いた。カップルが多かったけど、デート用にはまったく向かない映画であろう。見終わったあとTAPEOへ移動して、おしゃべりをしながら遅くまで飲み食いをする。 2010.01.17 sun. お昼は泰興楼へ。それから昨年開店したばかりの腰塚という肉屋さんへ。ここは初めて。試しに、ということでメンチカツとコロッケを食べてみたけれど、とてもおいしい。二階が同じ経営の焼肉屋さんなので、そのうちに行ってみようと思う。買い物を済ませて帰宅して『アサシンクリード』の続き。アッカにいる。道端でちょっと困っているおばさんを助けるだけで、まわりには十字軍兵士の死体が十いくつも転がって阿鼻叫喚の騒ぎになる、というのは困りものであろう。兵士のみなさんには早めに逃げてほしいと思うのだけど、みなさんなかなかに勇敢でいちいち突っかかってくるのである。 2010.01.23 sat. 朝、大蟻食と一緒に六本木へ。 『Dr.パルナサスの鏡』 を見る。L'ATELIER de Joel Robuchonでお昼を食べて自由が丘に戻り、買い物をして帰宅。 2010.01.24 sun. お昼は泰興楼へ。夕食はCUPIDOのサンドイッチ。デザートはCUPIDOのクイニーアマン。とてもおいしい。食べながらビデオでオッフェンバックの『美しきエレーヌ』を見る。第一幕:スパルタの王メネラオスが熟睡している隣でヘレネが倦怠を語り、羊飼いとのアバンチュールを夢見ているとパリスがのこのことやって来て預言者カルカスの手引きでヘレネに近寄る。起き上ったヘレネはパリスを前から横から後ろからと検分して舞い上がり、そこへガイドに率いられた観光客、アガメムノン、両アイアス、アキレウスのギリシア諸王がパジャマ姿で現れてパジャマパーティに毛の生えたような競技会の開始を宣言する。パリスはクイズと詩の創作で勝利して喝采を浴び、ここで初めてプリアモスの子であることを明かしてヘレネに晩餐に招かれるが、メネラオスの存在をうとましく感じたパリスは偽の預言でメネラオスをクレタへ送り、自分は早々と夫婦のベッドに横たわる。第二幕:パリスは約束どおりにヘレネを訪ねるが、ヘレネは愛欲と貞節のはざまで揺れてパリスの求愛を退け、寝室の護衛を二倍にした上でカルカスに夢を求めて夢のなかでパリスを迎えようとするが、夢は夢ではなかったためにクレタから戻ったメネラオス(空港の免税店の袋をぶら下げている)に同衾しているところを発見される。激怒したメネラオスは隣の部屋にそろっていたギリシアの諸王に復讐を求めるが、予告なしに帰宅したおまえにも責任があるという方向へ話が流れ、流れたところで、だから責任はもっぱらメネラオスにあるということになり、ヘレネも尻馬に乗って夫をなじり、それはそれとしてパリスはスパルタから追放される。第三幕:ヘレネとメネラオスの夫婦は気分を変えるために海辺のリゾートを訪れるが、夫が嫌味を言い続けるのでヘレネは怒り、アガメムノンはメネラオスのせいでギリシアが女神の不興を買ったことで不安を覚え、しかも海辺を見ればオレステスをはじめとする若い男女が怪しい踊りを踊っていたりするのでいよいよギリシアの将来が心配になり、自分も必要があればイフゲニアを犠牲にする覚悟があるのだから、と説得して全ギリシアのためにメネラオス一人が犠牲になることを要求する。そこへパリスがキュテラの預言者として現われて解決策を提案し、メネラオスの同意のもとにヘレネをさらって海へ逃れ、全員の希望どおりにメネラオス一人が犠牲になる。シャトレ座の2000年の公演で、第一幕、第二幕ともにダブルベッドが舞台で中心的な役割を果たし、第三幕はいわゆるビーチなのでさすがにベッドはないな、と思っていたらパリスがベッドに乗って降臨した。メネラオスの寝取られ亭主ぶりがかなりすごい。 2010.01.29 fri. 夜、大蟻食と一緒にビデオで 『そんな彼なら捨てちゃえば?』 を見る。 2010.01.30 sat. お昼は泰興楼へ。買い物をして帰宅。大蟻食と一緒にビデオで 『アマルフィ』 を見る。夜はCUPIDOのキッシュ。口直し、という感じで 『G.I.ジョー』 を見る。やっぱり好き。しかもこの映画はテレビの画面によく似あう。 2010.01.31 sun. ごろごろして過ごす。 |