パリよ、永遠に
- Aloysius' Rating: 6/10
2014年 フランス/ドイツ 83分
監督:フォルカー・シュレンドルフ
出演:アンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ
1944年8月25日の未明、ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍が幕僚とともにパリ爆破の最終確認をおこない、会議を終えてふと背後を見るとスウェーデン領事ラウル・ノルドリンクが忽然と現われ、どこから現われたのかといぶかるコルティッツ将軍にノルドリンク領事はロビーを通っていないと告白してホテル「ル・ムーリス」の秘密を語り、ルクレール少将から預かったという手紙を渡すが、コルティッツ将軍は読まずに破り捨てるので、ノルドリンク領事は改めて予備の手紙を渡してパリ爆破中止の説得を始める。 シリル・ジェリーによる戯曲の翻案。歴史的な状況をわかりやすく扱ってはいるが、コルティッツとノルドリンクの二人芝居の部分はわかりやすい分、展開が単細胞でダイアログに栄えがない。ノルドリンクの怪人ぶりが面白いだけに、コルティッツのほうももう少し肉付けをして、緊張感のある会話劇にすることもできたのではないか、という気がする。
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