人生、ブラボー！
- Aloysius' Rating: 6/10
2011年 カナダ 110分
監督：ケン・スコット
出演：パトリック・ユアール、アントワーヌ・ベルトラン、ジュリー・ルブレトン
ポーランド系二世で実家の肉屋で配達の仕事をしている42歳のダヴィッド・ウォズニアックは若いころ精子バンクに693回も精子を提供をした経験があって、その精子から生まれた533人の子供のうちの142人が生物学上の父親の身元の開示を求めて集団訴訟を起こし、弁護士から集団訴訟に加わった子供たちのプロフィールを渡されるとただちにそれをゴミ箱に捨てるが、思い直して中を改めると子供の一人がサッカーの選手であることを発見し、自分の遺伝子からこのようなものが誕生したことを知ってなにやら誇らしい気持ちになると以降、子供たち一人ひとりの前に正体を隠して現われて子供たちの生活に影響を与え、そのうちに子供たちのキャンプにも参加して、ということをしているうちに親愛の情が強くなって身元を明かす決意をするが、巷ではこの謎の人物をおもに過剰な精子提供の回数からマスターベーション野郎という認識をしていたことに加えて借金がかさんでいたこともあり、弁護士の勧めにしたがって病院を訴えることに決め、裁判が始まる。 主人公やその周辺人物、子供たちのキャラクターがよく造形されていて、心の温まるよい映画になっている。
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