黄金の腕
- Aloysius' Rating: 6/10
1955年 アメリカ 115分
監督:オットー・プレミンジャー
出演:フランク・シナトラ、エリノア・パーカー、キム・ノヴァク、ロバート・ストラウス、ダーレン・マクギャヴィン
フランキー・マシーンは州刑務所での半年間の服役を終えて町に戻り、違法カード賭博から足を洗ってドラマーになると宣言するが、フランキーのディーラーの腕を売り物にしていた賭博の元締めスイフカはフランキーをあきらめようとしない。そしてフランキーの自宅ではフランキーの飲酒運転で事故にあって車椅子生活を強いられているフランキーの妻がことあるごとに「宿命的な事故についてのわたしのスクラップブック」を引っ張り出してフランキーに愛とあがないを求め、向かいの家に住むルイはフランキーが刑務所で抜いた麻薬のことで誘いをかける。フランキーはすべてを振り切ってドラマーの面接を受けようとするが、そのためにスーツを調達すると、それが万引きされたものだったので警察のやっかいになり、ようやくオーディションの段取りに入ると、今度は連絡が入らない、ということでストレスが高まり、再び麻薬に手を伸ばす。フランク・シナトラはそれなりに記憶に残る演技をしているが、教訓をちりばめた通俗的な筋立てとオットー・プレミンジャーの扇情的な演出はいまではかなり古めかしい。
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