アメリカン・シビル・ウォー
- Aloysius' Rating: 4/10
2006年 アメリカ 77分
監督:ブライアン・ジェームズ・エゲン、ドン・マックスウェル
出演:キャンベル・スコット、ヴィヴィアン・シリング、ネイサン・ダロウ
1891年、サンフランシスコ郊外のとあるホテルでアンブローズ・ビアス、ウィリアム・ランドルフ・ハースト、ガートルード・アサートンの三人が出会い、アンブローズ・ビアスが『豹の眼』から三編を朗読する、という形で、「ある将校」「ある良心の物語」「アウル・クリーク橋の事件」を映像化している。1891年のパートは絵が妙に薄っぺらだが、ダイアログはいちおう考えたような痕跡があるし、短編三つは視覚的にそれなりのこだわりがあり、ところどころで素人臭さが見え隠れするとしても、思いつきだけで雑に作られたものではない。戦闘場面は決して金がかかったものではないが、どうやら南北戦争関係の保存協会に端から声をかけた様子で、人数もそこそこに登場して意外と見ごたえのある仕上がりになっている。砲撃の場面なども照準をあわせ、砲車の位置を戻し、装薬を入れ、弾を入れ、撃針を入れ、と手順をきちっとやっているあたりが興味深い。
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