バルト大攻防戦
- Aloysius' Rating: 5/10
2002年 エストニア・フィンランド 105分
監督:エルモ・ヌガネン
出演:ペテル・フランツェン、プリート・ヴォーイゲマスト、インドレク・サムール、ヘレ・コーレ
1918年、エストニアがロシア革命に便乗してロシアからの独立を宣言すると、ソヴィエト・ロシアが介入してくる。町は国内の赤軍民兵によって占領され、対するエストニア正規軍は動員に失敗して義勇兵を募集する。ということで商業高校の生徒たちが義勇兵に志願して戦うのである。ビデオでは「大攻防戦」などという派手な邦題がついているが、戦闘は小隊から中隊規模で、基本的に民兵中心、ときたまフィンランドの援軍であるとかラトビアの赤軍などが顔を出す。エストニア義勇兵がどこまでいっても床屋からいま出てきたようにぴかぴかしているのはリアリティに乏しいと思う。戦闘場面は古めかしく、状況描写にはあまり工夫がなく、ときには独りよがりとご都合主義が顔を出すものの、クライマックスの戦闘シーンにはそれなりの迫力があり、状況自体の珍しさもあるしで、とにかく最後まで見てしまった。
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