カリートの道
- Aloysius' Rating: 5/10
1993年 アメリカ 144分
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー
1975年のニューヨーク。プエルトリコ系のギャング、カリートは30年の刑を食らってすでに5年服役していたが、検察の違法捜査をしたことを弁護士が指摘して釈放される。娑婆に出たカリートは足を洗うと宣言して周囲を驚かせ、バハマでレンタカー屋を始める夢を語り、その資金を貯めるためにクラブに投資してその事実上の支配人となる。ところがそうしていると昔の仲間が誘いに現われ、弁護士もカリートに問題を持ち込み、借りがあるという理由でつきあっていると弁護士はカリートを問題に引き込み、凶暴なマフィアの影が周囲にちらつき、やばくなったのを察したカリートはニューヨーク脱出を決意して夜行列車の切符を購入する。
気力、体力ともに減退して、恋人のところへチーズケーキを運んでいくようなギャングの役をアル・パチーノが好演している。いかれた弁護士のショーン・ペンもいい味を出していたので、ここは一つ自覚的にコメディとして作り直して、洒落っ気のないデ・パルマではなくて、たとえばハロルド・ラミスあたりに監督してもらうのがいちばんよいような気がする(いや、つまり精神分析医こそ出てこないけれど、これは
『アナライズ・ミー』
みたいなものなのではあるまいか)。
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